2008年02月21日

龍馬伝説

坂本龍馬は船の上にいる。
多くの同志が命を喪い、多くの同志が投獄されている。
坂本龍馬は海の上にいる。
師である勝海舟と共に。共になんの後ろ盾もなくなった浪人と共に。
坂本龍馬は夢の中にいる。
その夢は理解されない。孤立だってする。それでも夢は捨てない。

「龍馬よ雲になりすませ」はここから始まる。
まだ時代の中心にすらいない。

ただわかっていることは。
こんな男がこの国にかつて本当にいたという事だ。

幕末最大の奇跡と呼ばれる薩長同盟の裏書は、一介の浪人坂本龍馬が書いている。
なんの補償にもならないはずの坂本龍馬の名前。
そこにミステリーを感じる歴史学者も数多い。
いや、日本初の株式会社である、亀山社中も。
日本人初の新婚旅行も。
日本初の海難裁判も。
或いは、議会政治まで辿り着いた思想も。
あるいは、世界にも類を見ない無血による革命、大政奉還も。
その死すら、現在もミステリーとして多くの学者が研究をしている。

この「龍馬伝説」はこの回で終わる。

そして本当の龍馬伝説はここから始まる。
デビッド・宮原は「なぜあれほどまでに坂本龍馬は愛されたのか?」だけを中心にすえた。
どこまで優しかったか底が知れない男、坂本龍馬。
同時代に生きる多くの人が残した言葉にその伝説は残る。
だがその伝説のほとんどはほんの2〜3年の間に極端に集中しているのだ。

作品の見所は、坂本龍馬に限らない。
多くの支え続けた女性、命を懸けた志士たち、滅び行く幕府側の人々。
ただこの作品をより楽しめるように。
そんな仕掛けを実はこの「龍馬伝説」に幾つも織り込みました。
誤字・誤変換・脱字などなど、多くあります。
読みづらい箇所も多いと思います。
はじめから読んでいる方、途中から読んでいる方、途中で断念した方もいらっしゃるでしょう。

生のLIVEの、役者と役者の駆け引きでしか出来ない表現があります。
実際に人と人とが目を合わせて飛び交う火花があります。
そこから見えてくる何かこそ、龍馬伝説の正体です。
ここから先の「龍馬伝説」は舞台に預けます。

桜咲く頃。

真の「龍馬伝説」が始まります。


校了
posted by 前方公演墳 at 19:43| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 龍馬伝説
この記事へのコメント
おお!演じ側だけどドキドキしてきたぁ!!!
Posted by かか at 2008年02月21日 20:52
やっと終わったよーー。
これ全部読んで、両方の公演観たら、ああ!って場面があると思うよーー。
Posted by 小野寺さん。 at 2008年02月22日 12:58
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