「龍馬伝説」はいよいよ勝海舟と龍馬の面談まで進み
「IZO」のあらすじへと向かう。
武市半平太は夢をかなえた。
藩主を伴い、上京。
今や土佐藩の政治の実権を手にしていたといっていい。
その頃の京都は余りにも酷い状況だった。
薩摩藩、長州藩の御所警備の任を聞き、全国から下克上を夢見る志士が集まっていた。
だが、結局、路銀を使い果たし、志士を名乗り商家から金品を強奪する事件が多発した。
偽志士を数多く斬ったと言われるのが、幕末最強の人斬り岡田以蔵である。
足軽であった岡田以蔵。
京都に来て劇的に生活が変化していた。
食べた事のない米の飯を食える。下駄を履ける。「岡田さん」と呼ばれる。
以蔵は限りない忠義を武市に感じていた。
そんな時、勝海舟と面談をした龍馬が京都に現れるのである。
武市に勝海舟と話をしろと迫るが、龍馬の大法螺と一蹴されてしまう。
いよいよ京都で政治的地盤を固めた武市には理解できない話であったのだ。
以蔵はその頃、密かに恋心を抱いていた。
勤皇の医師楢崎将作の娘・龍を好いていた。
その龍が、父を喪い、一家離散の危機を迎えたその時、龍馬が手助けをする事になる。
龍馬は、寺田屋女将お登勢に、龍を雇うよう願った。
お登勢は、龍を養女として迎え、寺田屋のお龍として働く事になる。
龍馬と以蔵、お龍とお登勢。
そこで以蔵は初めて、龍馬の夢の話を聞くことになる。
そして、以蔵も勝海舟と出会う事となる。
神戸に海軍塾を作るのだという。
そして、身分の上下のない、殿様も足軽もない世の中を目指すのだという。
以蔵にはただのホラ話にしか思えない。
それに勝先生も、龍馬も、人を斬るなと言う。
武市先生の為に、恩返しをしなくてはいけない。
そんな話には乗れないのだ。
だが、淡い恋心を抱くお龍にも、人を斬って欲しくないと言われるのだ。
以蔵は意を決して、土佐勤皇党脱退を願い出る。
武市はどこにでもいけと激怒する。
これまで恩を受けた武市と別れてしまうことになる。
そして勝の元に向かうのだが・・・。
・・・その時、勝海舟の命を狙う攘夷志士に取り囲まれる。
以蔵は勝の命を守るため、恐ろしいほどの早業で攘夷志士を斬り捨てるのだ。
勝は激怒する。なぜ、簡単に人の命を斬るのだ!と。
以蔵は、自分はどこまでも人斬りだと走り去ってしまう。
勝も龍馬も。
その以蔵を許す。
間もなく神戸へと出る船に以蔵を乗せる事を願う。
お龍が、お龍の妹君江が、京都の町を以蔵を探して走る。
もう船が立つ時間が迫っているのだ。
だがその時、以蔵は耳にしてしまう。
安政の大獄で働いた与力四天王への天誅計画が実は罠である事を。
暗殺団は罠に向かい、全てが露見した後に武市が処罰される事になっている事を。
凍りつく以蔵の元に、お龍がたどりつく。
明日の朝、神戸への船が立つ。
人斬りなんてやめて、神戸に行って欲しい。
恋するお龍に、必ず行くと伝え、以蔵は走り去る。
武市に土佐勤皇党への復帰を願い出て、以蔵は走る。
罠の待つ、石部宿へと。与力四天王の待つ死地へと。
そして幕末最強の人斬り岡田以蔵の剣は抜かれる。
朝。
船宿寺田屋で待つ、勝海舟と龍馬はゆっくりと旅立つ。
「アシはしつこい男じゃき。また以蔵を連れに戻るき・・・」
坂本龍馬の命、あと5年・・・。
2008年02月18日
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