龍馬よ雲になりすませ:吉井幸輔
とけながら降ちてきた雪:勝麟太郎(海舟)
劇団前方公演墳で常に安定した演技力を持つ俳優。非常にわかりやすく演じるため、物語上のキーポイントとなる部分を演じる事が多い。本公演では前作に引き続き、龍馬の師匠、勝海舟を演じる事となった。一橋(徳川)慶喜との政治的な駆け引きなど、緊張した場面など、通好みの演技に期待して欲しい。
一番好きだったのはセールスマンですねー。この役だけ、もっかいやってみたい。
好きなシーンは、お客として見に行った226のクライマックス、暗闇の中での殺陣というか撃ち合い。
各人いろんなエピソードがあったのに、最後命を懸けた場では誰が誰だか分からない。酷すぎるけど、現実もこんなんだったんでしょう。
こんな歴史はもう絶対に繰り返しちゃあならん。
前墳の芝居見て初めてここまで思えることができたかなー。。
あの暗いのが活きたのは、それまでのみんなの芝居があったればこそでしたわ。
◆第二問:十周年で一番の劇団のエピソードとは?
座長下山女史の稽古場での仕切りの素晴らしさ。感動ものです。才能だと思うマジで。
あともひとつ。前回公演のときの千秋楽の紙テープ。
◆第三問:十周年を迎えられた秘訣とは?なぜ続けられた?
僕が言うのもなんですが、いろんな意味での、ゆるさ。
でも、このゆるさが吉と出るか凶と出るかは、これからにかかってると思いますわ。
◆第四問:十年前の前方公演墳や自分はこんなんでした。
若かった。本当に若かった。ああもう。
◆第五問:十年経って前方公演墳や自分はこうなりました。
みんなはいい意味で大人に。
僕は光よりも早く老けていっております。
でも今さら子供の心を取り戻したりしてます。自分で自分が気持ち
悪いです。
そんな僕に、みんなは優しいです表面上。うそ。優しいですホントに。
そんな僕に、みんなは優しいです表面上。うそ。優しいですホントに。
◆第六問:十年後の前方公演墳や自分はこうなるでしょう。
あると仮定して、前墳は、役者お客様双方にとって、家のような場所になっていればいいなあ〜と思います。
僕自身は、自分の気持ち悪さやダメなところを発揮できる役どころをいろんな場で演じられていたらとっても幸せですね。
◆第七問:十周年記念公演後に前方公演墳は何が変わる?
これねえ、ガラッと何かが変わるような想像は浮かんでこないなー。
緩やかに緩やかにいくんじゃないかなー。
◆第八問:十代の頃の夢は?
たしか、東京で芝居やりたかったんだと思う。叶ってるわ。
◆第九問:十周年記念公演、今回の見所など
龍馬です。
幕末ファン、龍馬ファンが見ても納得できる、好きになれる龍馬というのは、ほかのどのドラマでも舞台でも、僕は見たことがありません。
前墳の舞台じゃないと、そんな龍馬は見れないと思います。
◆第十問:十年間でお世話になったお客様に
えと、僕にもお客様時代がありまして(笑)
舞台の上からも客席からもこの劇団を見て思ったのは、
舞台はお客様と一緒に作り上げるもの。劇場に来て下さる方々がいて初めて成り立つものだと思います。
作品の出来とでもいいましょうか。そういうものって、お客様方にかなり左右されると思うんです。
その点、前墳のお客様方はとってもとっても素敵なのです。
なんちゅうかね、力をもらっている感じがします。客席から。
これからも一緒に公演を作っていけたらと思っております。
幕府の元海軍奉行であり、アメリカの地を知っている幕臣であり、もっとも開明的であり、そして坂本龍馬の師匠という存在。徳川幕府の幕引きを見事にやりきった。維新後、徳川家が許されるまで尽力をふるった人でもある。
「とけながら降ちてきた雪」では、幕府長州の二度目の戦に、謹慎中だった勝海舟は再び召還される事となる。龍馬との海軍師弟対決はあるのか・・・。そして、勝は龍馬の大政奉還を耳にした時に・・・。
勝は膨大な日記を残したが「薩長同盟も、大政奉還も、あれはみんな、龍馬がやったことさ」と残している。
薩摩藩士。伏見藩邸等を取り仕切っていた。龍馬は薩摩に多くの親友といえる仲間がいた。西郷、大久保、小松、五代。吉井もその中の一人で短刀を贈ったと言われる。
「龍馬よ雲になりすませ」では、ほんの一度出演するだけではあるが、もっとも緊張する重要なシーンに登場する。龍馬が寺田屋にて襲撃された事件を西郷に報告するのだ。西郷はそれまで見せた事のないほどの・・・
龍馬とお龍の日本人初の新婚旅行の際、自らの家を宿舎として貸したという。
