龍馬よ雲になりすませ:捕吏
とけながら降ちてきた雪:一橋慶喜
音楽や文芸から料理まで多才な一面を持つ劇団の知恵袋的存在であり、常にキーパーソンとなる役を演じる俳優。前作「また冬が来て〜IZO2~」ではこれまでの前方公演墳にはなかった「悪役」を全面に押し出した役作りが人気を呼んだ。本公演でも今までももっとも評判の高かった初演時と同じ役、最期の将軍徳川慶喜を演じる。あのクライマックスが再び蘇る事となった。
@「とけながら落ちてきた雪」初演の徳川慶喜の大政奉還のシーン。
それまでの動の場面から一気に静へと替わり、その静寂から新しい歴史が動き出す。
そんなシーンを演じられるなんて素晴らしいじゃないですか。
今回はどんな演出になるのか今から楽しみです。
A「また冬がきて〜IZO2」の坂上平四郎
シリアス路線を今の自分の中で突き詰めた感じですね。
記録映像見たらまだイメージ通り表現出来てない部分が多くて反省しましたが、
敵役をやることが多い僕がいつも意識するのは、カウンターウェイトって部分で
主役を引き立てたり、物語を盛り上げるためにはその反対側にある役にどれほど重みを持たせられるかです。
この役では以蔵の無垢で泥臭いイメージと正反対に、黒の着流しで赤い裏地をはためかせるような
そんな小奇麗でいてクールなイメージを中心にしようと意識しました。
B「セブンガールズ」のアメリカ兵ABC
慶喜や坂上平四郎も僕ですが、実はこれも僕ですと主張したい役。
台本無視して結構好きにやらせてもらいました(笑)
広川太一郎さん風のアフレコ台詞や、舞台上でウィダーインゼリー飲んでキムタクっぽくなっちゃうとか…w
しかもこのアメリカ兵から男ABCD組の台詞が毎日書き換わるという試練を
デビッドさんが課すようになりまして、実はそれも楽しみでした。
間違える間違えないに関わらず絶対に負けらんねーって毎日思ってね(笑)
でもまた同じ事はやりたくないかなぁ。あの時のグルーヴはもう出せないかもねw
◆第二問:十周年で一番の劇団のエピソードとは?
いろいろあるけどやっぱり、デビッドさんが書く書くって言っていつになったら書くんだよって
思ってた漫画の原作が実際にスタートして、単行本まで発売されちゃったことかな。
実現するって素晴らしい。
今度の龍馬の芝居にも通じるテーマだね。
僕も負けられないや。
とりあえず前からやりたかった自主公演の「1八や」を2月にやれるのはその実現の一つかな。
◆第三問:十周年を迎えられた秘訣とは?なぜ続けられた?
惰性じゃね?(爆)
まぁ劇団員皆、何故かデビッドさんが好きなんだよね。あんないい加減なのにw
気持ち悪い(笑)
◆第四問:十年前の前方公演墳や自分はこんなんでした。
とりあえず役者なんて呼べるレベルではなかったよなぁ。
心の贅肉が多かったかな。
◆第五問:十年経って前方公演墳や自分はこうなりました。
みんな10歳年取ったね(笑)
おいらは心の骨組みがしっかりした感じかな。
◆第六問:十年後の前方公演墳や自分はこうなるでしょう。
あと10年もやるかなぁ〜(笑)
Next Decade
そうだね。とりあえず今よりも暇持ちになってますよ。
貧乏暇なしの暇の方ねw
それで今まで出来なかったレベルの表現を出来るようになります。
これは絶対だね。表現者としてここに存在してる以上は。
◆第七問:十周年記念公演後に前方公演墳は何が変わる?
実は内緒ですけど、前方公演墳の前に"デビッド・宮原With"って冠が付きます(笑)
◆第八問:十代の頃の夢は?
【小学生】本屋かサラリーマン。→【高校】検事(赤カブ検事奮戦記を読んで単純に思った)
◆第九問:十周年記念公演、今回の見所など
見所って言われると僕ですって言うパターンになっちゃうけど、他に挙げるなら小野寺隆一のモミアゲかなぁ。
◆第十問:十年間でお世話になったお客様に
これまで前方公演墳を応援してくれてありがとうございます。
これからも温かい目で観劇していただけるとこちらも感激です。
間隙を突いて感謝を表すような事が出来たらいいなと思ってます。
皆さんのさらなる応援で、あと10年でも20年でも続けられそうな気がします。
10周年を迎える前方公演墳をよろしくお願いします。
徳川300年最後の将軍第十五代将軍徳川慶喜である。御三家水戸藩烈候の六男として生まれ、その英邁さから徳川宗家を継嗣出来る御三卿一橋家の養子となる。家康の再来と恐れられ幕末という徳川幕府史上最大の転換期の将軍として辣腕を振るったという。
「とけながら降ちてきた雪」では、将軍に着任し、そしてのちに大政奉還までを演じる事となる。誰もが予想できなかった英断に龍馬は・・・。
のちに徳川慶喜は、坂本龍馬に会いたいと望んだという。
